中華のチムニー・システム・ストーブを購入
先日、中華のサイトで煙突効果で燃焼効率を良くする?ストーブを見つけたので購入した。

それが結構早く届き、早速試してみた。

これがその写真。

P8035745.jpg

ということで、
煙の排出口である穴の、何と小さいことか?

これは開放状態の写真。(不完全燃焼と格闘して沸かした後)

P8035747.jpg

炉の底部に幾つかの穴が開いているため、開放状態では良く燃える。

鍋を載せた直後の写真。  
P8035741.jpg

しかし、鍋を炉に設置すると、「不完全燃焼」が起こり、火が消えかかるのである。
これだと全くといっていいほど、煙と火の勢いが循環しない。
煙の逃げどころがないため、鍋を載せると火が消えてしまうのである。

発想者は、アルコールの固形燃料で実験したのかもしれない。
(旅館の一人用鍋で使うような固形燃料のこと)
しかし、薪では「使えない道具」である。
もし、アルコールを想定したものであっても、トランギアのアルコールバーナーでも不完全燃焼を起こすほど排気口は小さい。
排気が上に抜けないのは、致命的なのである。
抜けない排気は、内部循環により下に戻ってきて炎の上に被さることで、不完全燃焼を起こす。

この商品は「欠陥品」であった。

商品の発想は良かったが、「薪での実験のない商品化」であることが判明。
設計に於ける、適切な「効率計算もしていない」のである。
実験と検証もせずに、「賭けで生産してしまう」という中華の一部の「一人称思想」を垣間見た気がした。
一人の「思い込みのみ」で、商品化して売ってしまうということ。

この発想者の行動の仕方は、全く回りを見ずに後先考えずに動くことを示している。
「自分が間違えるわけがない」、「上手く行くに決まっている」という「思い込み」のみ。
つまり、「妄想だけで自己完結」して動いているのである。
そこに、上から全体像を眺めて検証するという発想はない。
側近に検証できる相談者もいない、ということにもなる。

このような博打的発想は、日本では考えられないことだ。

ということで、「まあそんなもんだ」と認知して、素材としては良いので、その場で改良してみた。
サンダーにダイヤモンド入りの刃を装着して穴を拡げてみた。
排出口の大きさは、「炉と火力の関係」をイメージして決めた。

サンダーの使い方に慣れていないから綺麗ではないが、「使えればよい」ということで一応の完成とした。
上手く行かなければ、更に改良すればよい。

それがこの写真。 (大体右の薪の1.5倍くらいの量で沸いた)

P8045748.jpg

この位の穴の大きさで、鍋を載せても問題なく燃焼するようになった。
煙突効果も期待できる。

この商品は、基本的に脚が付いているので下をあまり焦がすことはないが、炉口を風に向けると炎が下に向かうこともあるので要注意。
底部の穴が大きいために、下に炎と灰の養生も必要。

・ 性能面の感想。

1000ccの水(20度前後)を9分ぐらいで沸かすことが出来た。
(沢山薪をくべて火力をアップすれば、もっと早く沸くだろうと想われる)
少ない薪で沸かすことが出来る。
さすがは「煙突効果」、熱効率が良いのでいい感じ。
これなら「温度の低い場所」でも、鍋があまり冷えずに沸かすことが出来る。
そして、沸いた湯も冷め難くく、思ったよりも湯を注ぎやすい。

使えるまでに手間をかけた道具は、「愛着が増す」ことが多い。
結果的には「ケリーケトル」と同じくらいにお気に入りの道具となった。
最初から「素材を購入する」、という「カスタマイズ前提」なら、お勧めできる商品。

・ 今回の件で思ったこと。

発想がよくても、思い込みだけでは良いものに成れない。

多角的な視野で検証し、熟成を重ねることが「発想を育てる」ということ。

私も 「 出し急ぎは控えるようにしよう 」 と改めて実感した。

※ もう一度(3回目)使用してみたところ、炉の天井へのリーチが短いために燃焼効率が良くないことが判明。
今度はステンレスの煙突か何かを利用して、炉の燃焼室のリーチ・アップを考えている。
排出口も更に大きくする予定。
それと、最初は空気を必死に送り込んだために高温となり、燃焼時間が短かったことも判明。
普通に燃焼させた場合は、沸騰に26分/L程度掛かった。
ケリーケトルは中央が煙突になっているために、炎の邪魔をすることがないから素晴らしく効率が良い。
しかし今回のものは改造しない限り、「薪には向いていない」と言えよう。

ただし、「改造は面白い」のである。


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201708061215
先祖と繋がる事の大切さ
先祖と繋がる事の大切さの続きを読む
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201705030411
ようやく蕗の薹が出て来た。
家の庭の蕗の薹が、出て来た。

例年より遅めである。

早速採取、10分と経たない内に、すぐに天ぷらにして妻と食した。

近隣でも結構採取できたために、そちらは佃煮にした。

アクの強い春の山菜は、冬の滞った身体を刺激して、循環を整えてくれる。

だから非常に美味しく感じられる。

その年の最初が一番美味しいのは、そのため。


今年も、山菜の季節がやってきた。

これは山に住むことの、密かな楽しみの一つである。

多彩な山菜が、今から待ち遠しい。



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201704062327
利き水にみられる、感じるこころ
江戸時代の人には、利酒ならぬ、「利き水」が出来る人がいた、と本に書いてあった。

今でも食の味に集中すると、何処の店の味かをあてる人が居るようです。

今回はそこに焦点を当てて進めて行こうと思います。

江戸時代には、利き水の大会のような催しが行われていたそうです。
「利き水」とは、井戸、水源地など、何処の河のどの位置で採取されたところまで当てるというもの、だったようです。

人の感覚は素晴らしいものです。
水に含まれる微量なミネラル、土や土壌などの状態を感じ取れなければ、河の採水地まで特定することは出来ない。


・・・・ と普通の人は「考え」ます。


しかし、感覚は分析とはかなり違うようです。

それを説明するのが、現代でも使われている「骨董屋の目利き」の修行です。

骨董屋の目利きには、武道の級とか段というような段階性が無く、できるかできないかの二つしかないそうです。
昔の剣術のように、免許皆伝とそれ以下だけ、という制度に近いものです。

具体的な修養法はというと、壺を良く見て感じて、「壺と同化しろ」というもの。
同化できなければ、何十年経っても目利きにはなれない。
できれば一人前の目利きとなれる。

それでは、同化できるとどうなるのか?


「 ビジョン 」 が見えるようになるのです。

一種の共感能力です。(ガンダムのニュータイプにも似ているもの)
怪しい言い方をすれば、リーディングという透視能力のようなものです。(今は超能力とされているもの)

真贋だけでなく、造られた物に秘められた想いから手順、時代、地域まで見えるようです。

物には、特定の振動情報(エネルギー)があり、その情報を読み取る、ということです。

利き水も、その対象である「水」の情報を読み取る能力が問われた、と言うことになります。
どのような人が何処でどのようにして採水したのかも、ビジョンで見えたのでしょう。
それは直感でもあります。(直感とは、直接情報とつながり、感じること)

武道もそれは同じようなもので、真の達人ともなると、相手の動きが見える、自分の動きのように感じる。
そして、身体が勝手にその動きにリンクして対応する、というもの。

達人は、考えません。
使用した技に対して、「どうしてこの技が出たのか?」判りません。

判っても、それは「後付け」の考えにしかならないのです。

つまり、達人の域に居る人は、良い意味での 「 他力本願 」 なのです。

達人の共通点は、力が抜けていることです。
力が抜けて他力に頼ると、身体が勝手に動くのです。

もちろん身体が動けるようになるまでの練習は必要です。

これは念力とは違います。(念力はエゴの力)
最初は大抵、自己の念力を使おうとして失敗します。

それを乗り越えた者だけが同調(ペアリング)して見えるようになり、免許皆伝 となるのです。

この一連の情報を、抽象度を高めて伝えると、他力に委ねて生活をしている人は、
心も身体も適切に動く 、ということ。

つまり、アウトドアどころか、街でも適切に動く事となるために、事故には合わず、遭難もしない、ということです。
天災も、大抵は避けるようになります。(自然と)

危険な匂いを感じ取るので、危険なところにも行く事はありません。
事前に足が遠のくのです。

山登りなら、山行の計画を立てる段階で、すでに直感で行きたくなくなります。

それ以外にも、多くの応用が利きます。

この共感能力をアップさせると、レベルに応じて様々な情報を読み取れるようにもなります。

色々なことが、解るようになるのは、面白いものです。


今回は、「 力を抜いて自然と同化すると、自然を感じられるようになる 」ということを伝えるためにアップしました。

骨董屋の修養と同じように、任意の対象と同調する練習をしてみては如何ですか?


見える世界が拡がることでしょう。






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201701192235
玄関横で毎日夜店を展開しているもの。
夜に妻が玄関で見つけた、1mもある大きな蜘蛛の巣。

しかし、朝にはその蜘蛛の巣がなかったという。

それが二回ほど繰り返されたらしく、私も確認したところ
確かに夜あった蜘蛛の巣が朝には無い。

毎日夜に巣を設営し、朝には撤収するなんて、人の屋台の夜店みたいです。

とりあえずネットで調べたところ、鬼蜘蛛という種類の蜘蛛は毎朝巣を撤収すると書いてあった。
例外かとおもったので、少々がっかり。

そこは風通しと立地がよく、結構虫が引っ掛かっている。

「なんて働き者なんだ。」
毎朝撤収するために、邪魔にならないし、追い出す気にもなれない。

日中残っているのは、二、三本の横糸と、下に落ちた獲物の死骸のみ。

今日は忘れていたけれど、今晩も巣があったそうだ。

夏の間それが繰り返されるらしいので、明日にでも巣造りの過程を見物してみようと思う。

それが結構楽しみ。

まだまだ知らないものだらけ。

だから人生は面白い。







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201608062306
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